2022年11月4日（金）、素晴らしい天気と秋の美しい景色の中、BC学院漢服文化体験講座が無事開催されました。

今回の文化体験講座のテーマは「漢服の歴史と文化的要素」でした。参加者の皆さんは実際に漢服を着て、北京師範大学博士による解説と面白いゲームを通じて漢民族の礼儀、時代ごとに異なる漢服のデザイン、そして漢服に秘められた文化的要素を学びました。

参加者の皆さんと先生たちが漢服を身にまとった美しい（かっこいい）姿をご覧ください。これらはそれぞれ漢、魏晋、唐、宋、明の漢服ですが、時代ごとの違いを見つけられましたか？

私たちが中国語を学ぶ場合、最初に覚える言葉は「你好」かもしれませんが、昔はどのように挨拶していたのでしょうか。女性は「万福( wàn fú)」と言い、男性は「　拱　手　礼( ɡǒnɡ shǒu lǐ)（　拱手の礼）」と呼ばれる礼を行っていました。

漢服の歴史と文化を生き生きと深掘りして紹介した先生の解説に、感心し魅了された参加者の皆さんは「知識を高めることができた」と言っていました。漢服には時代ごとに異なった個性的で多種多様なデザインがあります。例えばこのスカートが「留仙裙( liú xiān qún)」と呼ばれているわけ、唐代の漢服は多民族のデザインが融合してできたものであること、明代の飛魚服の秀逸なデザインなど、それぞれ背景には面白い物語があります！

衮服( ɡǔn fú)（昔の皇帝の礼服）ゲームではとても盛り上がりました。皆さんどれが皇帝の衣服に使われる図案か当ててみてください？それらが何を意味しているか分かりますか？

今回私たちは美しい漢服の文化的魅力を体感しただけでなく、この文化体験講座を千年漢服ショーにかえてしまいました。皆さんの演技はとても素晴らしかったです。

文化体験講座の後は、美味しい食事とお酒を、学生の皆さんと先生が一緒に楽しみました。参加者の皆さんは、とても勉強になる一日だった、次の文化体験ツアーも楽しみにしている、と口々に言っていました。